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自転車のチェーンが外れた時の対処と調整方法

2021/07/02

自転車の修理で多いのが、タイヤのパンクに次いでチェーンが外れたというトラブル。

日頃から定期的に自分の自転車のチェーンをチェックして調整しておけば、突然外れるといったことも予防できます。今回は自転車のチェーンが外れたときの対処法と、自分でも行える自転車各種のチェーンの調整方法をご紹介します。

自転車のチェーンが外れたときは

自転車のチェーンは前側、後ろ側どちらが外れたのかによって、対処法が異なります。

前側のギアからチェーンが外れる原因に多いのが、自転車で段差を乗り越えたときや、転倒したときの振動や衝撃です。

外れたチェーンを直接触ると油汚れが手につくので、軍手などの手袋を付けるか、外出先の場合はティッシュや木の棒などを使って前側のギアにかけて自転車屋さんへ持ち込んでください。

また後ろ側のチェーンが外れるのは珍しいケース。変速機のセッティングがずれ始めていることが原因に考えられます。

いずれもチェーンが外れたときは、すぐにペダルを漕ぐのはやめましょう。チェーンが変型したり、切れてしまったりする場合もあるので注意が必要です。

早めに自転車屋へ持ち込み、修理を行いましょう。

自転車のチェーンの調整方法:チェーンケース半ケース変速なし

日頃から自転車のメンテナンスを行っているとチェーン外れの対策にもなります。ではどのようにしてチェーンを調整すればよいのか、自転車の種類別に解説していきます。

まずは変速機がついていないチェーンケースが半ケースタイプ(チェーンが下から出ているタイプ)のチェーンの場合からご紹介します。

自転車のチェーンの張り具合をチェック

自転車のチェーンが外れた時の対処と調整方法

自転車のチェーンの張り具合を見ていきましょう。シティサイクルの場合はチェーンが直接見えているので、前後ギアの中心くらいでチェーンを指でつまんで上下に揺らしてみてください。

自転車のチェーンの調整

自転車のチェーンの調整

自転車のチェーンの張り具合をチェックした際、上下に2cm以上動く場合は調整が必要な合図です。

チェーンの調整必要な道具は15mmのスパナ、10mmのスパナ、プラスドライバーの工具になります。15mmのスパナで後輪の左右のナットを緩めて、タイヤが左右に揺れる程度(車軸が前後に移動できる程度)に調整します。

ボルトを緩める

自転車のチェーン調整:ボルトを緩める

写真の丸印にある、自転車のブレーキを固定しているバンドのボルトをプラスドライバーで緩めます。

ナットを締める

自転車のチェーン調整:ナットを締める

自転車を後ろから見たとき、右側にあるチェーン引きのナットを時計まわりに回して締めていきます。

隙間を左右均等に

自転車のチェーン調整:隙間を左右均等に
自転車のチェーン調整:隙間を左右均等に

自転車のチェーンの張り具合を見ながらナットをゆっくりと締めていき、上下の揺れが1cm位になったら反対側も動かしてタイヤとフレームの隙間が左右均等になるようにセンターを出します。

そしてペダルを後ろに回してチェーンのバランスをチェック。全体的に均一になっていたら、すべてのネジを締めます。

自転車のチェーンの調整方法:チェーンケース全ケース変速なし

次は変速機が付いていないチェーンがケースに覆われている全ケースタイプの調整方法をご紹介します。

チェーンが見えにくいので、注意しながら進めていきましょう。

自転車のチェーンケースを確認

自転車のチェーンケースを確認

まずはスタンドをあげてキャリアを持ち、自転車を地上から10cmほど持ち上げて放してください。

チェーンケースからガチャガチャと音がなったら調整が必要となります。

この音の原因は、チェーンの緩みにより、チェーンケース内側にあたることにより、発生する音です。

必要な道具は15mmスパナ、10mmスパナ、プラスドライバーの工具です。

要領はシティサイクルと変わりませんが、チェーンの張り具合はチェーンケース裏側の隙間からしか見えません。

ボルトを緩める

自転車のチェーン調整:ボルトを緩める

写真の丸印にある、ブレーキを固定しているバンドのボルトをプラスドライバーで緩めます。

ナットを緩める

自転車のチェーン調整:ナットを緩める

15mmスパナで後輪の左右のナットを緩めて、タイヤが左右に揺れる程度(車軸が前後に移動できる程度)に調整していきます。

ナットを締める

自転車のチェーン調整:ナットを締める
自転車のチェーン調整:指を入れて押さえる

慣れが必要ですが、自転車のチェーン引きを時計回りに締めていき、写真のようにチェーンケースの隙間に指をいれてチェーンを下に押さえます。

自転車のチェーン調整:隙間を左右均等に
自転車のチェーン調整:隙間を左右均等に

指でチェーンを押さえ、5mm位になったら反対側のチェーン引きも時計周りに締めていき、タイヤとフレームの隙間が左右対称になるようセンターをだして再び15mmスパナで左右のナットを締めます。

ここでまたスタンドをあげて、自転車を地上から10cmほど持ち上げて放します。この時、チェーンケースから音がなくなれば大丈夫です。

最後にペダルを後ろにまわしてスムーズに回れば、すべてのネジを締めて、完了です!

自転車のチェーンの調整方法:シティ、ママチャリ内装変速有り

変速機が付いている自転車は、知識と慣れが必要となります。部品もちょっとした事で壊れやすい繊細な物も使用しているため、チェーンの調整はショップに依頼するのがよいでしょう。

自転車のチェーン調整:シティ、ママチャリ内装変速有り

自転車のチェーンの調整方法:外装変速

外装変速の自転車の場合は、基本的にはチェーンを張ることはしません。リアディレーラーのばねで常に引っ張られている為、ある程度はお手入れだけで十分です。

自転車のチェーンが伸びた場合

自転車のチェーンが伸びた場合

チェーンは金属製ですが、長い間自転車に乗っていると少しずつ伸びてきます。ギアチェンジがスムーズでなくなってきたり、ペダルを踏みこんだ時にチェーンが滑るようになったときはチェーンの伸びやギアの摩耗が考えられます。

ペダルを踏みこんだ時にチェーンが外れ、バランスを崩し転倒する可能性があり、大変危険です。ギアの摩耗具合のチェックなどもありますので、チェーンの交換はショップで依頼していただくのが良いと思います。

自転車を安全に楽しんでもらうために

自転車を安全に楽しんでもらうために サイクルヒーロー

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